今シーズンについて、、、

以前より、今シーズンは人生を賭けて、、、と少し大袈裟な表現をしていますが、実際どれほど今までと違うのかを解説していきたいと思います‼︎

①土壌改良

まずは、基本の基本。作物たちの要である、土壌改良についてです。

土の呼吸

昨年の秋より、微生物堆肥を使い、微生物たちが過ごしやすい土壌を目指すべく、今までとは180度違った方向にシフトしています。

その効果は絶大で、作物の草勢がすごく、収穫物も例年より数週間早まるほどで、葉や茎も見違えるほどに逞しくなりました。

②液肥

次に、液肥のご紹介です。液肥とは、読んで字の如く”液状の肥料”のことです。当農園では、そんな液肥をプロのアドバイザーの方のご指導の元、アレンジを加えながら独自の液肥を作り使用しています。

こちらの液肥は、前述した微生物堆肥の潜在能力を100%引き出すために作られているので、当然ながら相性は抜群です。使用したのは、今シーズンのとうもろこしとズッキーニからなので、終わってみないと分かりませんが、今のところ、ズッキーニに関しては、花の色がしっかりしているという印象です。

③管理体制

続いて、管理体制についてです。

成長過程のズッキーニ

今までも当然、作物たちの管理はしていたのですが、今シーズンは、”無農薬での有機栽培”を目標としているので、基本的には、雑草と害虫を増える前に駆除するために、一つ一つ細かく日々チェックをしています。

雑草では、生えたらすぐに刈ることで、そこに虫が集まらないように、長期的な視野で実施しています。

害虫駆除に関しては、当然ながら農薬は使用できないので、天然の成分を組み合わせたもので代用し、予防と早い段階での駆除を心がけています。ただ、万一手に負えなくなってきた場合は、有機JAS認定の農薬の使用を考えています。

※使用する際は、しっかりとお伝えいたします。

④喜びの共有

最後に、ご紹介するのは、”喜びの共有”についてです。

やや比喩的な表現ではありますが、簡単にいうと、”私たち農家が日々味わっている新鮮な美味しい野菜をお客様にも味わっていただく”ということです。

野菜には、鮮度だけでなく、収穫に適した時間や、保存方法、パッケージングなどがあります。当農園では、直売に限り、お客様の目の前で収穫して販売したり、お客様ご自身に収穫していただいたりと、とにかく鮮度にこだわった販売をしてきました。

しかし、野菜の中には、収穫する時間で糖度が変わってしまう野菜もあるため、今シーズンか、は、取り扱う野菜の一番適した収穫時間と保存方法を試行錯誤しながら、一番ベストな状態の野菜をお客様に販売するように実施していきます。

というわけで、色々と書きましたが、、、本当はもっと伝えたいことが山ほどあります(笑)ただそれは、これからブログを細々と投稿していく上で、感じ取っていただければ思っています。

今シーズンは、今までとはまるで違う栽培方法のため、結果がどうなるか不安で仕方ありません。しかし、私たちは生涯を賭けて”健康的で安全安心な美味しい野菜”という究極の形を求めていきたいと思っています。

言うのは簡単です。それを聞くことも簡単です。

そもそも、”健康的であること”と、”安心安全であること”、さらにそれが”美味しい野菜であること”は、全く違うカテゴリーの話なので、それを全て網羅するというのは、大谷翔平選手のようにとてつもないことなのです。

それでも、私たちは、”どうせ生涯やり抜くんだから、究極を求めていきたいよね”という話なので、”人生を賭けて”と表現させていただきました(笑)

こうして発信していくことも、自分たちへの信頼を得るというよりかは、自分たちが自分自身に負けないように先回りして、逃げれないようにしている苦肉の策だったりもします(笑)

それでは、今後のきりちゃんふぁ~むの動向を一つのエンターテイメントとして、温かく見守っていただければと思います。

とうもろこし