きりちゃんふぁ〜むです。
今日も花合わせ(人工授粉)→収穫→出荷準備→出荷の順に作業をしました。
露地のズッキーニたちも徐々に花を咲かせ始め、花合わせする量が増えてきました。
今はまだ、序章という感じで、そこまで時間はかかりませんが、一気に咲き出したらと思うとゾッとします(笑)
それでも、明け方の花合わせ作業は神秘的に感じられので、クセになる面白さがあります。
直売などで直接お客さんと話していて気付きましたが、我々ズッキーニ農家以外は、雄花や雌花がしっかりと花を咲かせている瞬間を見る機会がほぼほぼないと思います。
なぜなら、9時頃には閉じてしまうためです。
なので、こちらではなるべく美しく花開いている写真を多めに撮るようにしていたりします。
いつか、ズッキーニの花合わせから収穫までの体験ツアーみたいなことができたらといつも考えます。
日の出と共に輝き出すズッキーニたち。
静けさの中に、自然の息吹きがビンビンと伝わり、耳を澄ますと作物たちの声が聞こえてきそうです。
作物の放つ自然の輝きは、まるで生きた宝石のようです。
私たち農家はこんなにも贅沢な時間を過ごしているのだと改めて気付かされます。
ズッキーニご落ち着いたら、音楽と農業の風景を掛け合わせた”音農教育(オンノアリウム)”という活動を広めていきたいと思っています。
最後は、そんな自慢のズッキーニたちです。
それぞれが個性を放ち、分け隔てなく魅力がありますよね。
こんな色艶感を間近で感じるには、やはり”フレッシュ直売”しかないのかなと思います。
ただ、安く野菜が欲しいとかの理由で買う方よりも、野菜そのものにしっかりと興味のある方々に、利用していただきたいと思います。