ズッキーニ133日目

きりちゃんふぁ〜むです。

ズッキーニ感謝祭の最終日。
本日もご来園誠にありがとうございました。
これで、心置きなく今シーズンのズッキーニを終了できます。
明日からは、少しずつ片付けをしながら、収穫があれば収穫して、出荷が出来そうであれば、出荷するという形になります。

今シーズンで、大分広まった幻の食材”花付きズッキーニ“ですが、販売期間が限られているため、中々タイミングが合わず、買いたいけど買えないという方々も多くいらっしゃったので、どこかのタイミングでお届けできたらなと思いました。

ズッキーニも思った以上に認知されていませんでしたが、そもそも茨城県の常総市が名産地であることは、もっと知られていません。
事実、県単位で言えば、ズッキーニの生産は5位と微妙な位置にいます。
ただ、市町村単位でいくと、1位を競えるほど多く生産しています。

ちなみに、スーパーで売っているズッキーニの茨城県産は9割以上が常総市で作られています。

そして、知る人ぞ知るズッキーニの和風ピクルスです。
こちらは、少し高めの嗜好品扱いになっているため、あまり表立って販売はしていないのですが(^^;;
説明するならば、新鮮なズッキーニの味をピクルス液の濃い味で消えないように、すごくまろやかに開発されております。

何も説明聞かずに食べると”パンチがない”とか”ちょっと味が薄すぎる”といったコメントが多数寄せられてきますが、コンセプトとしては、あくまで”ズッキーニの味を最大限に生かしたピクルス”のため、じっくりと味わう方でないと、物足らない味付けになっております(・_・;

ただ、薄いながらに深みを出すために、複数のダシを使用し、ピクルスには珍しい”和風テイスト”になっており、日本酒のおつまみなどに最適です。

少しキツイ言い方をすると、焼肉にタレをたっぷりとつける方や、お寿司に醤油をしっかりとつけて召し上がる方には、おすすめできません、、、。

ズッキーニの味をしっかりと味わいたい方だけに、お勧めしているため、ズッキーニが本当に好きな方だけに、ちょっとした自分へのご褒美としてご購入いただきたい逸品です。

さて、ズッキーニも133日間頑張ってくれたことに、心から感謝をし、また、私たちと出会ってくれた方々にも、心から感謝をしております。

次は、夏秋きゅうりとなりますが、秋は秋で、またズッキーニを5種類やりたいと思いますので、大いにご期待ください(笑)

少し落ち着きましたら、今シーズンのズッキーニを振り返ったエピソードや、ミュージック・ポエム、夫婦でやっているラジオなどを通して、お伝えできればと思いますので、そちらもご期待ください♪♪

それでは、最後に”農業から学んだ人生の教訓“で締めたいと思います。

作物の生きる力を学び入れる
それこそが本来の生きる術

ズッキーニでいえば、種を撒いてから頑張らなかった瞬間などありません。
133日間、ずっとずっと前を向いて、沢山の実を成らせ、収穫をさせてくれました。
そんな姿を見ていたら、”もっと頑張らなきゃ”と強く思ってしまいます。

全力というと、終わった後に力尽きるイメージがありますが、全力とは、集中的に頑張ることではなく、マイペースにやれる範囲で、ペースを一切落とさず、自分らしさを出すということだと思います。

わざわざ誰かのペースに合わせたり、誰かのレールに縛られたりして、自分を押し殺してしまわないように、自分らしく、自分と対話しながら、程よいペースで人生を歩んでいけばいいのだと思います。

もしも、仕事に行き詰まったり、人生に疲れているとしたら、それはあなたの人生ではありません。
一度、自分が一番輝いていた瞬間を思い出して、その時の状態を再現しながら、もう一度、自分らしい人生を送ってみてはいかがでしょうか⁇