きりちゃんふぁ〜むです。
107日経過したズッキーニがピークを終え、落ち着いてきました。
先週までは鰻登りだったのですが、今週に入ってからは急激に花合わせ(人工授粉)の量が減り、収穫する量も減ってきました。
例年よりも、たくさん収穫させてくれたズッキーニたちに感謝です。
ずっと続くような気がしていたズッキーニも、終幕に向かい歩み始めたようです。
まだまだ2回目、3回目に植えたズッキーニたちは、盛りに盛っているので、忙しい日々は続きますが、ほんの少し寂しい気はします。
毎朝、朝陽はズッキーニたちの頑張りを報いるように、照らし続けます。
そんな風に考えるかなのか、太陽の光はとても温かく、愛おしく感じてしまいます。
昔と違い、今は科学技術が発達しているため、手作業の部分が減り、自然をしっかりと感じる機会が少なくなっている農業、、、。
そんな中でも、ズッキーニは、手作業で一つずつ花合わせをしたり、収穫をしたり、手入れをしたりするため、その作業一つ一つが愛おしくもあります。
作業が楽になっていくことはとても大切だし、絶対に必要なことだと思いますが、それでも、農業の中に自然をしっかりと感じていたいと思う次第であります。
下ばかり向く作業の多い農業ですが、時々は空を見上げて、空気を感じて、暑い日も、寒い日も、雨の日も、自然を体感できることを楽しみながら、続けていきたいものですね。
ということで、本日も”農業から学んだ人生の教訓“で締めくくりたいと思います。
諸行無常、されど自ら一歩を踏みだす。
移り変わりゆく時代の中で、流れに背くことも従うこともどちらも正しくもあり、間違いでもあります。
人生に正解はありません。
しかし、運命とは残酷で、大きな因果の流れには抗うことさえ許されないかもしれません。
ただし、そうと分かっていても、自分で意思を持ち、自ら歩んでいかなければなりません。
少しでも投げやりになれば、たちまち時代の風に跳ね除けられてしまいます。
大切なのは、頑張ったから上手くいくとか、成功すると考えるのではなく、頑張ることを前提に、成功するまで、ひたすら前だけ見て進んでいくことです。
もし、今の自分が何者でもなく、何もかもがうまくいっていないのであれば、まだまだ頑張りが足らないだけです。
逆に言えば、まだ伸び代があるということでもあるので、少しずつ積み上げて、自分というかけがえのない存在を磨き上げていけばいいだけなのです。